例に漏れずお盆で帰省中
私は岡山県玉野市出身で、これまで地元のことをあまり振り返ってこなかった。
岡山県の最南端に位置する瀬戸内海を目の前に見ながら育った訳なんだけども、観光地という認識も無く大人になり、東京に出てやっと地元の魅力に気づくという親不孝ものならぬ地元不幸ものだ。
地元は三井造船の城下町
この影響なのか関係あるのかないのか今でもレトロ建築は大好きでついついスマホで撮ってしまう。最近は香川のアートフェスティバルなどの影響で外国人は県内外からの観光客が増えているようで、おしゃれなカフェもできたりと頑張っている模様。なま温かく見守りたいし応援したい。
中学・高校生の頃に度々港へ散歩した
瀬戸大橋ができる前、かつては四国と本土を結ぶフェリー乗り場としても栄えた町でもあり、駅からそう遠く無い場所に港がある。自分の地元の地元はもっと南へ下るが、そこも漁師がいただろう船着場や造船の子会社用の港など、古い船だらけ。海だらけ。
思春期にまぁなんとも気分をこじらせた時も、そうでない時も、友達と暇な時間を潰す時もとにかくまず「港」や「海岸」でぼーっとしたり、おしゃべりしたり。その時は本当にすることなくて行ってただけなのに何故か思い出の場所になったりするものなんだなぁとしみじみ。
結局疲れていたっぽい
昨日、お盆限定でイルミネーション展示があるというので、ミーハー魂丸出しで見てきた。光のアートも良かったけども、それを通り越した先に月に照らされた藍色の美しい海との境界線に手すりが設置してありそこに姉と向かった。手すりに手をかけた瞬間、体を包むような生ぬるい気持ちの良い風がブワーっと一気に吹き抜けた。一度だけでなくなんども吹いた。温度はお寿司の「人肌」とかいうその感じ?wでも気持ち悪いどころかずっとこのままでいたいと思う感じ。不思議だった。
とんでもなく、体や心の疲労がすうーっと抜けて行くのが分かった。私にとって海はクリーニングする場所でありエネルギー補給できる場所なんだなと。
風さん海さんありがとう。(大好きなジャンプの忍空の風助っぽく)
東京でもこういう場所見つけたいなー。